日本海側 平年を上回る積雪 雪崩や屋根からの落雪に注意
きょう7日、日本海側では大雪の峠は越えていますが、積雪が平年より多くなっています。なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。
●平年を上回る積雪
きょう7日は、北海道の日本海側から北陸は雪が降っていますが、近畿北部から山陰は雪のやんでいる所が多くなっています。
大雪の峠は越えましたが、日本海側は積雪が多くなっています。13時の積雪は札幌市は116センチと平年比166パーセントとなっており、列車の運休など影響が続いています。
そのほか、青森市は143センチと平年比204パーセント、富山市は30センチと平年比176パーセントと平年を上回っています。岐阜県関ケ原町では69センチと平年比1150パーセントに。平年の積雪が少ないこともあり、平年よりかなり多くなっています。
積雪が多く残っている所では、しばらくの間、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。
●雪下ろしの注意点
雪下ろしをされる方も多いかと思いますが、注意が必要です。安全に雪下ろしをするための注意点は、次の3つのことが挙げられます。
①雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
②はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
③雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。
面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。