中国地方1か月予報 寒さの厳しい日が多い 1月下旬には寒さの緩む日も
きょう(13日)、広島地方気象台は中国地方の1か月予報を発表しました。
それによると、向こう一か月間は寒さの厳しい日が多く、山陰と山陽北部では雪の降る日が多いでしょう。
ただ、1月下旬には一時的に寒さが和らぎ、寒暖の差が大きくなる時季もある見込みです。
●1週目(1月15日~1月21日) 寒の内らしく寒さが厳しい 山陰では大雪になることも
冬型の気圧配置になる日が多く、西日本の上空にはシベリアからの寒気が次々に流れ込む見込みです。
山陰と山陽北部は雪の降る日が多く、山陰の東部を中心に雪の量が多くなる日もあるでしょう。
山陽では晴れる日もありますが、広島県の西部や山口県など雪の降る日もある見込みです。
寒さの厳しい日が続くため、健康の管理にご注意ください。
●2週目(1月22日~1月28日) いったん寒さは和らぐ 時季外れの暖かさになる日も
例年なら、一年の内で最も寒さの厳しくなる時季です。
しかし、前半は冬型の気圧配置が現れにくく、低気圧や前線の影響を受けやすくなる見込みです。後半も、寒気の流れ込みは比較的弱いでしょう。
山陰は雪や雨の降る日が多く、山陽でも湿った空気の影響で雲の広がる日が多くなる見込みです。
一週目に比べると朝晩の冷え込みは弱まり、日中も寒の内にしては過ごしやすい日が多いでしょう。中国山地沿いなど、雪の多いところでは、なだれに対して注意が必要です。
●3~4週目(1月29日~2月11日) 再び寒さが戻る 立春寒波の可能性も
再び冬型の気圧配置になる日が多くなり、上空には寒気が流れ込みやすいでしょう。
山陽は晴れる日が多そうですが、山沿いを中心に雪の降る日もある見込みです。
山陰は雲に覆われ、雪や雨の降る日が多いでしょう。
立春のあとも、たびたび真冬のような寒さに見舞われる見込みです。
寒い日が続きますが、スギ花粉症の方は予防薬を服用するなど、対策を始める必要があります。