年越し寒波の影響で、2022年の元旦は厳しすぎる寒さになりそうです。太平洋側は広く晴れますが、初日の出を見に行く予定の方は、万全な寒さ対策を。

●31日大晦日は再び日本海側を中心に大雪

30日の午後からは本州付近に再び寒気が流れ込んできそうです。31日大晦日は、強烈な寒波がやってくるため、日本海側は各地で大雪に警戒が必要です。26日からの寒波で大雪になった近畿北部や山陰でも再び大雪の恐れがありますので、雪おろしや帰省のための移動は、出来れば29日のうちにしましょう。

●元旦は全国的に厳しい冷え込み

2022年元日の朝も、冬らしい天気分布になりそうです。北海道から山陰にかけての日本海側は広く雪。太平洋側や九州は晴れる所が多いですが、寒気が強いため、東北(宮城県や福島県周辺)や東海(岐阜県、愛知県、三重県)、近畿(滋賀県)にも雪雲が流れ込みやすいでしょう。
晴れる所も、厳しい冷え込みとなりそうです。最低気温は、東京都心は氷点下2度など関東から九州でも0度前後。さらに冷たい北風も加わって、凍えるような寒さでしょう。
ちなみに、東京都心の元日の最低気温は、2021年が氷点下1.3℃、2020年3.2℃、2019年0.9℃、2018年0.4℃、2017年2.0℃、2016年3.6℃、2015年0.7℃、2014年3.1℃、2013年3.0℃、2012年2.9℃、2011年2.2℃などとなっています。もし、元日に氷点下2度以下になると1977年以来45年ぶりとなります。
初日の出を見に行く予定の方は、ダウンコートや手袋、ブーツ、カイロを用意するなど、万全の対策をしてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士