きょう27日も関東の平野部は冬晴れとなっており、空気が乾燥しています。東京都心の最小湿度は17%まで下がりました。

●平野部は空気カラカラ

きょう27日も日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。
関東北部の山間部は雪が降り、積雪が多くなっています。一方、関東の平野部は冬晴れとなっており、空気が乾燥しています。東京都心の最小湿度は17%まで下がりました。東京都心で最小湿度が10%台となったのは4月26日(14%)以来のことです。そのほか、最小湿度は、千葉市で15%、さいたまで16%と10%台となっています。
※湿度の値は午後2時半までの速報値
関東の平野部には広く乾燥注意報が発表されています。

●この先も空気の乾燥続く

この先1週間も関東の平野部は冬晴れの日が多いでしょう。31日(金)から1月1日(土)は一時的に雪のちらつく所がありますが、空気が潤うほどではなく、空気の乾燥した状態が続きそうです。火の取り扱いにご注意ください。
また、空気が乾燥していると、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの飛沫感染のリスクが高まるおそれがあります。感染予防として、換気や加湿を心がけると良いでしょう。
①換気をする場合は、空気の流れを作るのに、2つの方向の窓を開けるのが効果的です。また、開けている窓の近くに暖房器具を置くと、室内の温度が急に下がるのを防げます。部屋がいくつもある場合は、人がいない部屋の窓を開けて、廊下などを経由して、少し温まった新鮮な空気を部屋に取り込むのも良いでしょう。台所や洗面所の換気扇を常に運転するのも、方法の一つです。
②換気をしながらの加湿も重要です。加湿器を使うだけでなく、洗濯物や濡らしたタオルなどを部屋の中に干すだけでも、室内の湿度を上げることができます。ただ、加湿のしすぎには注意が必要です。窓などが結露した場合は、そのまま放置しないで、こまめにふき取ってください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士