この先も、九州から東北南部を中心に、日差しが届く日が多く、高温傾向です。ただ、12日(火)を中心に広く雨が降り、この雨のあと、季節外れの暑さはおさまりそうです。

●3日(日)~9日(土) この時期としては厳しい残暑続く 熱中症対策を

3日(日)から6日(水)頃にかけて、九州から東北南部を中心に、高気圧に覆われる日が続くでしょう。勢力の強い高気圧です。日差しが届く日が続き、最高気温は30℃くらいまで上がる日がある予想です。湿度は低めの日が多いですが、この時期としては、厳しい残暑が続くでしょう。日中は、熱中症に注意が必要な日が続きます。こまめな水分補給を心がけるなど、対策をとってください。
一方、北海道付近は、前線や湿った空気の影響で、雲が広がりやすいでしょう。4日(月)を中心に雨が降り、風も強まる見込みです。北海道付近の前線は、次第に南に下がる見込みです。5日(火)から6日(水)にかけて、東北北部を中心に雨が降るでしょう。この雨のあと、北海道付近に、一時的に秋の空気が流れ込みます。6日(水)頃は、最高気温は、北海道では20℃に届かず、東北北部も20℃くらいの所が多く、平年並みか低くなるでしょう。
7日(木)頃は、東北の太平洋側や関東付近に、北東から湿った空気が流れ込む見込みです。東北南部の太平洋側や関東を中心に、曇りや雨で、日中でも空気がひんやり感じられそうです。ただ、暑さが収まるのは一時的です。
沖縄は、6日(水)頃から湿った空気の影響で、雨が降る日が続く見込みです。
湿った空気は、次第に本州付近にも流れ込むでしょう。次の週末から、九州から関東でも雲が広がりやすくなり、雨が降ることもありそうです。

●10日(日)~15日(金)   12日(火)を中心に広く雨  雨のあと秋の空気に

11日(月)から12日(火)頃は、日本付近を気圧の谷が通過する見込みです。気圧の谷が通過したあとは、日本列島に秋の空気が流れ込む可能性があります。
12日(火)を中心に広く雨が降る見込みです。この雨のあと、季節外れの暑さはおさまりそうです。
10月半ばにかけて、南の海上で、熱帯低気圧や台風が発生する可能性もあります。熱帯低気圧や台風の動向によっては、今後、予報が大きく変わることがありますので、最新の気象情報をご確認ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士