週間天気 彼岸を過ぎても暑さ残る 後半は台風の進路次第で大荒れの天気に
週の前半は、広く日差しが届いて暑くなりそうです。30日(木)と10月1日(金)は、台風16号の影響で大荒れの天気となる可能性があります。台風の今後の動きに注目です。
●前半 広く晴れ間 日差しの下では汗ばむ陽気
28日(火)頃にかけて、北から高気圧に覆われる見込みです。北海道や東北の日本海側、北陸は大体晴れそうです。近畿から九州は雲の間から日が差すでしょう。朝晩は肌寒くなりますが、日中はまだ暑さが残りそうです。西日本では、気温が30度くらいまで上がる所があるでしょう。彼岸を過ぎても、しばらく汗ばむ陽気が続きそうです。
東北の太平洋側や関東、東海付近では、高気圧の縁を回る湿った空気の影響を受けるでしょう。雲が広がりやすく、日差しは控えめとなりそうです。北東から涼しい空気が入るため、朝晩だけでなく、日中も風がヒンヤリと感じられるでしょう。
●後半 台風16号の進路次第で大荒れに
後半の天気は台風の動きが大きく左右しそうです。26日(日)12時、「非常に強い」勢力の台風16号は、フィリピンの東でほとんど停滞しています。このあと発達を続けながら北上し、あす27日(月)には、最も強いランクの「猛烈な」勢力となって、28日(火)には日本の南へ進むでしょう。その後、勢力を維持したまま北上を続ける見通しです。東日本の太平洋側は30日(木)から10月1日(金)ごろにかけて、北日本は10月1日(金)ごろ、大荒れや大雨となる可能性があります。海は、29日(水)頃から大しけとなる見込みです。予想にまだ幅があるものの、本州へ近づく傾向は定まってきています。台風への備えは、早めに済ませるようにしましょう。