この先の2週間の天気は、週末から月末にかけて晴れる所が多い見込みですが、台風16号の動向に注意が必要です。24日午前9時現在、30日頃から1日頃にかけて日本列島に最接近することや直撃するおそれがあります。10月に入ると秋晴れの日が多くなりますが、一部では雨が降る日もある見込み。気温は、平年を上回る日が多く、秋の足取りはスローペース。

●25日から1日 台風16号日本接近のおそれ 早めの準備を

あす25日から27日にかけては、高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。
28日は九州や近畿などで、台風の外側の雲がかかる可能性がありますが、東海から北海道は大体晴れる予想です。
29日は、北海道では気圧の谷の影響で雨の降る所が多いでしょう。
30日から1日は、九州から東北の広い範囲で台風が近づいて、風も雨も強まるおそれがあります。台風の動向に、ご注意ください。
台風への備えが必要になりますから、事前に、お近くのハザードマップの確認や非常用の電源と充電器、薬や衣類、食料、飲料、携帯ラジオなどの点検をなさってください。

●2日から7日 秋晴れの日が多い

2日は、北海道と東北では台風の影響で曇りや雨になりますが、他は高気圧に覆われて晴れるでしょう。
3日から7日は、高気圧に覆われて晴れる日が多くなりますが、北海道から関東では低気圧の影響で曇りや雨になる所がある見込みです。

●気温の傾向 平年を上回る日が多い 農作物の管理に注意を

北海道と東北は、28日頃までは平年並みか低い日が多い見込みですが、29日頃からはかなり高くなる可能性があります。
関東甲信と東海、近畿太平洋側、四国は、今月中は平年並みか高い日が多く、来月は高いでしょう。
北陸と近畿日本海側、中国地方は、平年に比べて高い日が多く、29日頃からはかなり高くなる可能性があります。
九州(奄美を含む)は、平年より高い日が多いでしょう。
沖縄も、平年より高い日が多く、10月1日頃からはかなり高くなる可能性があります。
北海道や東北、北陸と近畿日本海側、中国地方、沖縄では、農作物の管理に、ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士