札幌 2年ぶりの熱帯夜 道内今年初
札幌では昨夜から今朝にかけての最低気温が25度を下回らず、熱帯夜となりました。札幌で熱帯夜となるのは、2019年7月31日から8月1日に観測されて以来、2年ぶりのこととなります。
(熱帯夜とは、夜間(前日午後6時~当日午前6時)の最低気温が25度以上のことを言います。)
なお、数値は速報値で、後日修正される可能性があります。
●札幌市手稲山口でも熱帯夜に
札幌市郊外のアメダス手稲山口でも、昨夜から今朝にかけての最低気温が25度を下回らず、熱帯夜となりました。札幌市手稲山口で熱帯夜が観測されるのは、2013年の8月17日から18日にかけて以来、8年ぶりのことです。
●きのうの札幌は猛暑日 7月に2回は初
きのう(28日)の札幌の最高気温は35.1度と、今月2回目の猛暑日となりました。札幌では7月19日に35.0度まで気温が上がり、猛暑日がすでに観測されていましたが、きのうで今年2回目の猛暑日となりました。1年に2回猛暑日が観測されるのは、2000年の7月31日、8月1日に観測されて以来、21年ぶりですが、7月に2回も観測されるのは統計開始以来初めてのこととなります。
●続く 日中の厳しい暑さ
きょう(29日)も各地で平年を上回る厳しい暑さが続きます。内陸を中心に30度以上で、35度近くまで上がる所もあるでしょう。寝苦しさからの寝不足などで、体力が落ちている際は、熱中症になりやすいと言われています。室内でも時間を決めて水分を取るようにするなど、引き続き万全な暑さ対策が必要です。