中国地方 12日(あす)は山陽で傘の出番 土曜日から「ジメジメ」熱中症に注意を!
あすの中国地方は、朝には山口県で雨が降り出すでしょう。15日から体感はがらりと変わり「カラッと」から、湿度が高い「ジメジメ・ムシムシ」に変わる見込みです。熱中症にかかりやすくなるため、体調管理に注意が必要です。
●あす12日は山陽で傘の出番
あす12日の中国地方は、西日本の南岸付近に前線がのび、湿った空気の影響を受ける見込みです。雲が多くなり、山口県は朝から雨が降り出すでしょう。広島県は昼頃から、岡山県は夕方から雨になり、西部を中心に雷を伴い雨脚の強まる所もある見込みです。
●13日(木)~14日(金)は天気が持ち直す
13日(木)から14日(金)は、西日本の南岸付近にのびる前線が、いったん南下する見込みです。
13日は瀬戸内で午前中雨の残るところがあるものの、次第に天気は持ち直し、14日にかけて晴れ間が出るでしょう。日中は「カラッと」した暑さになる見込みです。
●15日(土)~17日(月)は「ジメジメ・ムシムシ」になる
15日(土)から17日(月)は前線が日本海にのび、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。中国地方は梅雨後半のような蒸し暑さとなるでしょう。これまでの「カラッとした暑さ」から、「ジメジメ・ムシムシ」に変わる見込みです。
同じ暑さでも、「湿度が高い暑さ」と「カラッとした暑さ」では、「湿度が高い暑さ」の方が、熱中症にかかりやすくなります。汗をかいたとき空気か乾燥していないため汗が乾きにくく、汗が乾かないと体温が下がりにくくなり、からだに熱がこもってしまいます。
汗をかいたらこまめに拭いて、水分や塩分を補給しましょう。特に外で活動される方は、こまめに休憩をとり、無理をしないようにしましょう。また、子供や高齢者の方は暑さに気づきにくいため、周りの大人が様子をみて、部屋の温度管理や水分補給をするようにしましょう。