九州 真冬の寒さから一転、春本番の陽気へ スギ花粉最盛期
真冬の寒さから一転、週末から来週初めは一気に気温が上昇し、春本番の暖かさになる見込みです。スギ花粉がさらに飛びやすくなり、最盛期が続く見込みです。大きな気温の変化や花粉の飛散にお気をつけ下さい。
●けさは厳しい冷え込み
強い寒気が流れ込んだあと、けさは放射冷却現象が強まったため、九州は各地で大変寒い朝になりました。最低気温は宮崎県五ヶ瀬町鞍岡で—9.4度、熊本県阿蘇市乙姫で—8.8度、熊本県高森町で—7.3度など、特に山沿いは大変厳しい冷え込みでした。
きょうの日中は各地とも晴れて、最高気温は九州北部で11~12度、九州南部は14度前後と寒さが和らぐ見込みです。
●週末から気温急上昇
あす20日(土)~22日(月)、九州は日本海を進む低気圧に向かって暖かい南よりの風が吹きやすくなるため、気温が急上昇します。最高気温は20度前後まで上がり、一気に春本番の暖かさになるでしょう。フェーン現象も加わり、初夏並みの陽気になる所もある見込みです。
きのう18日(木)の真冬の寒さから一転しますので、大きな気温の変化にお気をつけ下さい。
来週23日(火)~24日(水)はやや気温が下がりますが、その後は再び高温傾向になる見込みです。
●スギ花粉最盛期
九州は、先週末から例年よりやや早くスギ花粉の飛散が最盛期に入っています。今週は寒さの影響でいったん花粉の飛散が抑えられた所もありましたが、週末からの暖かさで再び急増し、かなり多くなる可能性があります。
週末は暖かくなり過ごしやすい陽気になりますが、花粉症の方はおでかけの際はしっかりと花粉対策をおこないましょう。