8日、北海道上川地方の幌加内町朱鞠内では、全国で今シーズン初めて、積雪が1メートルに達しました。

●北海道上川地方の朱鞠内で 全国今季初の積雪1メートル以上

寒気の影響で、北海道の日本海側は所々で雪が降り、積雪が増えました。北海道上川地方の幌加内町朱鞠内では、8日12時、積雪1メートル2センチを観測しました。全国で、積雪が1メートルに達したのは、今シーズン初めてです。
前のシーズンに、全国で初めて積雪が1メートルに達したのは、山形県大蔵村肘折で、2019年12月6日午後4時に積雪1メートルを観測しました。

●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」

北海道の日本海側は、この後も所々で雪が降り、積雪が増えるでしょう。
この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
①冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
②ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
③時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
④時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
⑤こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士