昨夜(29日)から今朝にかけては、比較的雲の少なかった山陽を中心に大きく気温が下がり、今シーズン一番の冷え込みになったところが多くなりました。あすから12月ですが、今週は朝晩を中心に師走らしい冷え込みになる日が多くなるため、暖かくしてお過ごしください。



●今週は冬型の気圧配置が長続きせず


この期間は、縦じま模様の冬型の気圧配置になる日もありますが、長続きはしない見込みです。

そのような中で、3日(木)から4日(金)にかけては、中国地方の上空には山に雪を降らせるくらいの寒気が流れ込む見込みです。

冬になると、山陰は寒気の影響で晴れる日が少なくなりますが、今週は冬型の気圧配置が緩み、寒気の流れ込みが弱まると、晴れ間が見られるようになります。貴重な日差しが期待できるため、有効にご利用ください。


●日々の最高気温の変化に注意


山陽の各地は晴れる日が多く、空気の乾いた状態が続くでしょう。

山陰は上空に寒気が流れ込む影響で、曇りや雨の日が目立ちますが、金曜日ごろからは晴れ間が広がるようになる見込みです。

朝の気温は沿岸部でも5度前後で、各地とも師走らしい寒さになる日が多いでしょう。

日中は日差しがあれば比較的過ごしやすいものの、金曜日から土曜日にかけては気温の上がり方が鈍く、山陽でも風が冷たく感じられそうです。このような日には、鍋物がおいしく感じられるかもしれませんね。

この期間は、最低気温に比べて、最高気温は日々の変化が大きくなる可能性があるため、服装でうまく調節するようにしましょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士