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向こう1か月は、気温が平年より高い日が多くなりそうです。あすは旭岳の初冠雪の平年日となりますが、雪の便りはもう少し先となりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめてみました。
●1週目(9月26日~10月3日)肌寒さは一時的?
今日(24日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。
明日(25日)から明後日(26日)にかけては台風12号から変わった温帯低気圧の影響で、各地で雨が降り、太平洋側やオホーツク海側を中心に雨風が強まります。特に太平洋側では暴風や高波に警戒が必要です。この低気圧が上空の寒気を北海道付近に引きずり込み、土曜日の最高気温は10月並みの16度前後の所が多くなる見込みです。しかし、低めの気温は長くは続かず、29日頃からは平年よりも気温が高めとなり、一部で夏日となる可能性もあります。
●2週目以降(10月3日~10月9日)季節の歩みはゆっくりと
北海道付近は高気圧に覆われやすく、例年よりも晴れる日が多くなりそうです。周期的に低気圧が通過し、寒気が流れ込むこともありますが、長く続くことはなく、気温は全般に平年よりも高めとなりそうです。ただ、穏やかに晴れた日の朝は内陸を中心に冷え込みが強まります。平年では旭川は8日、帯広では9日に初霜となります。霜に対する農作物の管理に注意が必要となりそうです。
●3~4週目(10月10日~23日)平地でも初雪の時季だが…
10月も後半に差し掛かると、稚内や旭川など平地でも初雪の便りが届き、日本海側では寒気の影響で雨が降ったりやんだりしやすい時季となってきます。ただ、気温は平年よりも高めの傾向が続く見込みで、今年は平地での初雪の便りも遅れる可能性があります。なお、北海道では多くの場所で紅葉の見頃を迎えますが、高めの気温の影響で例年より長く紅葉が楽しめるかもしれません。