東北地方では11日(金)からの雨で総雨量が200ミリを超えている地点があります。きょう14日(月)夕方にかけても雷を伴って強い雨が降るおそれがあります。危険な崖や増水した川や用水路には近づかないようにしてください。



●9月としては観測史上最大を記録する大雨


東北地方は、11日(金)からきょう14日(月)にかけて、太平洋側を中心に断続的に雨となっています。福島県相馬郡新地町では、14日午前11までの72時間で276.0ミリを観測し、9月としては観測史上最大(2011年の統計開始以降)となりました。


●少しの雨でも土砂災害のおそれがあります


あす15日(火)にかけて日本海の低気圧と上空に冷たい空気が流れ込む影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。雨が降ったり止んだりで、雷を伴って強い雨の降るおそれがあります。これまでの雨で地盤が緩み、少しの雨でも崖が崩れる場合もあります。危険な崖には近づかないようにしてください。斜面のひび割れがあったり、斜面からいつもと違う音やにおいがするなどに気が付いたら、すぐに崖から離れるなど安全を確保しましょう。


●あす(15日)明け方にかけて日本海側でも雨脚強まるおそれ


15日明け方にかけて、低気圧や上空に流れ込む冷たい空気の影響で大気の状態が不安定になるのは、青森県、岩手県、秋田県を中心とした日本海側や北部が中心となるでしょう。雨や雷雨となりさらに雨量が多くなるおそれがあります。増水した川や用水路には近づかないようにしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士