あす(20日)は次第に高気圧に覆われて、晴れる所が多くなるでしょう。あさって(21日)は1年のうちで1番昼の時間が長い「夏至」。部分日食が多くの所で見られそうです。



●あす 前線南下 晴れる所が多い


あす20日(土)午前6時から9時の雨の予想をみると、北陸や東北、北海道で所々雨。雷を伴って雨脚の強まることもありそうです。ただ、昼頃にはやんで、北陸や東北は晴れてくるでしょう。

一方、奄美付近には発達した雨雲がかかる予想です。原因は梅雨前線。奄美は雨が降り、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降る所もあるでしょう。奄美の平年の梅雨明けは、6月29日頃です。梅雨の期間も折り返しを過ぎ、梅雨末期の大雨に注意が必要な時期になりそうです。

晴れのエリアは九州から東海。本州付近は次第に高気圧に覆われます。天気は回復しますが、これまでの大雨で地盤が緩んでいたり、川が増水している可能性があります。危険な場所には近づかないようにしましょう。

関東は湿った東寄りの風が吹く影響で、雲が広がりやすく、夜はにわか雨の所がありそうです。


●日曜日 日の長さを感じられそう


21日(日)は、24節気の「夏至」。1年のうちで1番昼の時間が長い日です。東京の日の出は4時26分、日の入りは19時00分で、14時間34分も太陽が出ていることになります。

日の長さは晴れていると、より実感できますが、関東と北海道は雲が広がりやすいでしょう。晴れるのは、梅雨の中休みとなる九州から東海、北陸、東北です。

また日曜日は、全国的に部分日食が見られます。午後4時から6時頃にかけて太陽が欠けて、また元に戻っていく様子が観察できそうです。

沖縄と奄美は雨が降り、部分日食を観察するのは難しいかもしれませんが、当日の星空指数も参考にして下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士