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あす6日(土)は、梅雨前線が活動を強めながら九州南岸付近へ北上するため、鹿児島県を中心に再び大雨になるおそれがあります。3日(水)から4日(木)にかけて鹿児島県の十島村では記録的な大雨が降ったばかりで、地盤が緩んでいる所がありますので、土砂災害に十分に警戒して下さい。
●6日、鹿児島県は再び大雨に
きょう5日(金)、梅雨前線は奄美付近でやや活動が弱まっていますが、あす6日(土)は再び、活動を強めながら九州南岸付近へ北上する見込みです。前線に向かって、高温多湿な空気が入り、九州南部や奄美地方は大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
梅雨前線の北上で、九州南部を中心に雨が降り、特に前線に近い鹿児島県の種子島・屋久島地方や十島村は発達した雨雲が発生しやすくなります。雷を伴い1時間に50ミリ以上の滝のような非常に激しい雨が降る所があり、予想される雨量は、鹿児島県内の多い所で100ミリから200ミリと、再び大雨になるおそれがあります。
落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意下さい。
●鹿児島県十島村はすでに記録的な雨量
今週3日(水)から4日(木)は、梅雨前線が活発となり、鹿児島県十島村の中之島は、この2日間で雨量が646.0ミリと記録的な大雨になりました。これは年間降水量の2割のに相当する雨量です。また、種子島・屋久島地方も200ミリを超える雨が降りました。
これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があり、再び新たな大雨で土砂災害が発生するおそれがあります。土砂災害などに十分に警戒して下さい。