17日(土)、気象台から向こう1か月の予報(10月19日~11月18日まで)が発表されました。九州は、平年よりも晴れる日が少なく、高温傾向で秋の深まりはゆっくりとなりそうです。



●天気傾向 晴れる日が少ない


向こう1か月は、日本付近を低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は周期変化する見込みです。ただ、九州は南から湿った空気が入りやすいため、平年に比べると晴れる日が少なくなるでしょう。降水量は、九州北部はほぼ平年並み、九州南部は平年並みか平年より多くなる見込みです。


●高温が続き、季節の進みはゆっくり


例年これから徐々に寒気が入りやすくなる時期ですが、偏西風が平年より北を流れるため、九州は寒気が入りにくい見込みです。

秋の前半も気温が高めで経過しましたが、向こう1か月も高温傾向が続くでしょう。特に、10月下旬を中心に気温がかなり高くなる見込みです。10月下旬は、まだ最高気温が25度以上の夏日が現れる日も多いでしょう。

山沿いでは、10月に入り朝晩冷ぐっと冷え込む日が増えて、木々の色づきが始まった所もありますが、この先、高温傾向が続くため、全般には紅葉の色づきは平年よりやや遅れ気味になる可能性があります。


情報提供元: tenki.jp日直予報士