19日朝の九州は、この秋一番の涼しさになった所が多くなりました。最低気温は、大分県由布市と宮崎県五ヶ瀬町鞍岡で11.8度など、九州の山沿いは肌寒いくらいの朝になり、一気に季節が進んでいます。



●19日の最低気温


19日朝の最低気温は、大分県由布市湯布院と宮崎県五ヶ瀬町鞍岡で11.8度、熊本県南小国町12.1度、大分県玖珠町12.5度、熊本県阿蘇市乙姫13.2度など、九州の山沿いでは15度を下回り肌寒いくらいとなりました。

先週末から大陸から秋の乾いた涼しい空気が流れ込んでおり、昨夜から今朝はよく晴れて地上付近の熱が奪われる放射冷却現象が強まったためです。


●20日から次第に蒸し暑い空気入る


先週末から朝晩は秋らしく涼しい日が多くなっていますが、あす20日以降は南海上の熱帯低気圧と秋雨前線の北上に伴い、次第に湿った空気が入りやすくなる見込みです。週末にかけて再び蒸し暑さが戻りそうです。

このあとも暑さと涼しさを繰り返しながら、季節が進んでいく見込みです。

なお、南海上にある熱帯低気圧は今後、台風に変わり、3連休中に九州へ近づくおそれがあります。今後の動きに十分ご注意下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士