30日(金)から31日(土)は、秋雨前線が九州南岸付近まで南下し活動がやや弱まる見込みです。九州北部は28日を中心に記録的が大雨になりましたが、大雨の峠を越えました。ただ、来週は湿った空気の影響で、再び曇りや雨の不安定な天気が多くなる見込みです。



●秋雨前線は九州南岸へ南下


秋雨前線は、30日(金)から31日(土)日中は九州南岸付近まで南下し、活動をやや弱める見込みです。記録的な大雨となった九州北部は、ようやく大雨の峠を越え、福岡や佐賀は雲の切れ間から晴れ間がのぞいて、天気が回復するでしょう。

日中は日差しがでると暑くなりますが、一時的に北から乾いた涼しい空気が流れ込むため、朝晩はしのぎやすくなる見込みです。


●来週は曇りや雨の日が多い 日照不足続く


9月1日(日)は、秋雨前線が次第に九州を北上するため、九州北部は一時雨が降るでしょう。雨量は多くありませんが、土砂災害にはご注意下さい。

2日(月)以降も、九州北部は湿った空気の影響を受けやすく、雲の多い天気で、週の後半は再び前線の影響を受けて雨が降りやすくなる見込みです。来週は湿度が高くなり、蒸し暑さが戻るでしょう。

なお、九州北部は先週18日頃から、秋雨前線や湿った空気の影響で天気がぐずつき、日照時間は平年のわずか20%前後に留まっています。

31日(土)は、九州北部はいったん晴れ間がでる所がありますが、来週も曇りや雨の日が多く日差しが少ない状態が続きます。農作物の管理に十分ご注意下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士