宮崎県のえびの高原では、きょう3日(水)午後3時に、降り始め(6月28日~)からの雨量が1000ミリを超えました。九州では南部を中心に非常に激しい雨が続いているほか、四国でも激しい雨が降るおそれがあります。



●えびの高原で総雨量1000ミリ超え


九州には活発な梅雨前線がかかっていて、大雨となっています。きょう午後3時現在、宮崎県のえびの高原で降り始め(6月28日)からの雨量が1000ミリを超えました。また、九州南部を中心に局地的に雨脚の強い状態が続いています。


●活発な雨雲は東へ広がる


現在、九州南部にかかっている活発な雨雲は、次第に東へ広がる予想です。九州では南部を中心に雨が続くほか、四国でも局地的にカミナリを伴って、滝のような雨の降る所がありそうです。また、西日本だけでなく、東日本にも次第に活発な雨雲が広がるでしょう。大雨の範囲が広がるおそれがあるため、最新の気象情報をご確認下さい。


●避難は早めに


雨のピークが日が暮れた後となる地域もある予想です。激しい雨で防災無線が屋内まで聞こえなかったりするだけでなく、日が暮れた後は周囲の状況を見通せなくなり、より避難が困難となります。自治体からの避難情報だけでなく、身の危険を感じた場合には、すみやかな避難をしてください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士