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きょう4日、気象庁から「黄砂に関する全般気象情報」が発表されました。5日午後は北日本から東日本を中心に黄砂が予想されます。
●今年初の黄砂飛来か
上の写真は2018年3月28日の衛星画像です。日本海には黄砂とみられる赤茶色の帯が延びています。この日、北海道の稚内や札幌などで黄砂が観測されました。あす5日は日本に今年初めて黄砂が飛来する可能性があります。
●北日本や東日本中心に黄砂に注意
きょう4日、気象庁から黄砂に関する全般気象情報が発表されました。4日15時現在、中国東北区で黄砂が観測されています。5日午後は、北日本から東日本を中心に黄砂が予想され、視程が10キロメートル未満となるでしょう。所によっては視程が5キロメートル未満となる見込みです。屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがありますので注意して下さい。
※視程とは、水平方向で見通しの効く距離です。
●黄砂とは
黄砂とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により大気中に舞い上がった砂や塵で、日本では春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。