あす19日(火)は九州から次第に雨が降るでしょう。激しい雨の降る所も。あさって20日(水)は気温が大幅に上昇。春本番の暖かさに。今年初めて最高気温が20度を超える所もありそうです。



●あす「雨水」　暦通りの天気に


あす19日(火)は二十四節気の「雨水(うすい)」。降ってくるものが雪から雨に変わり、雪が融けはじめる頃と言われています。あす19日(火)はまさに暦通りの天気になりそうです。九州の西から前線を伴った低気圧が東に進み、西から天気が崩れます。九州と四国は夕方まで雨で、雷を伴って激しく降る所がありそうです。中国地方も日中は雨が降るでしょう。次第に東へと雨の範囲が広がって、近畿と北陸、東海は昼頃から、関東から北海道にかけては夜に雨や雪が降るでしょう。平野部は広い範囲で雨で、山陰や信越など積雪の多い所でも雪ではなく、雨の降る所が多くなりそうです。積雪の多い所で雨が降ると、雪が解け出し、大量の水による浸水や、河川の増水、土砂災害が発生しやすくなりますので注意が必要です。また、なだれや屋根からの落雪にも注意してください。


●あさって気温上昇　最高気温20度超えも


あさって20日(水)には前線を伴った低気圧は次第に東の海上に抜けるでしょう。西から雨は止んで、晴れ間の出る所が多くなりそうです。日中は各地で気温が上がり、関東から九州の内陸や太平洋側では今年はじめて20度を超える所もあるでしょう。日中は冬物のコートは必要なさそうです。ただ、気温の上昇で積雪の多い所ではさらに雪解けが進みますので、河川の増水やなだれなどに一層注意が必要です。週末にかけて、晴天が長続きすることはなく、短い周期で天気が崩れるでしょう。最高気温は全国的に平年より高く、3月並みの日が続く見込みです。


情報提供元： tenki.jp日直予報士