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早くも冬の足音が聞こえてきた今朝(21日)の関東地方。この時期としては強い寒気が関東上空を通過し、関東地方では今シーズン初めての初冠雪や初冬日が観測されました。
●浅間山で初冠雪
前橋地方気象台は、きょう(21日)浅間山の初冠雪を観測しました。平年より7日早く、昨年より4日早い観測です。関東地方では、今シーズン初めての、雪の便りとなりました。きのう(20日)は、上空にこの時期としては強い寒気を伴った気圧の谷が東日本を通過しました。関東地方にも所々に気圧の谷に伴う雨雲がかかり、標高の高い所では雪となったと考えられます。
※初冠雪とは、夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えた場合に観測されます。
●関東で今秋初の氷点下
群馬県嬬恋村の田代では、けさ(21日)午前6時15分、最低気温氷点下0度1分を観測しました。関東地方では、今シーズン初めての冬日となりました。なお、昨年2017年に関東地方で初めて冬日となったのは、栃木県の奥日光で10月31日でした。
けさ(21日)の関東地方は、穏やかに晴れて放射冷却が強まり、多くの所で今シーズン最も気温が下がっています。
※冬日とは、日最低気温が0度未満になる日のことです。
●朝陽で赤く染まる富士山
また、けさ(21日)は、池袋サンシャイン60からも雪化粧した富士山がくっきりと見えました。日の出時刻を過ぎると、朝陽に照らされ赤く染まる富士山を見ることができました。
●全国的にお出かけ日和
きょう(21日)は、日本付近は高気圧に覆われ、全国的に秋晴れとなるでしょう。湿度が低く、日中は秋らしい爽やかな陽気となりそうです。絶好のお出かけ日和でしょう。