関東の天気は下り坂。週の初めは激しい雨や雷雨の所も。その後もぐずついた天気となるものの、秋が近づいてくる一週間となりそうです。



●週の初めは激しい雨や雷雨に注意


この週末は晴れた所の多かった関東地方ですが、あす10日(月)や11日(火)は天気が崩れる予想です。あす10日(月)は、秋雨前線の通過に伴い、早い所では午前中から雨が降り出し、午後は広く雨となるでしょう。大気の状態が不安定で、バケツをひっくり返したような、激しい雨や雷雨となることもありそうです。お出かけの際に雨が降っていなくても、傘をお持ちください。雨の降りやすい状態は、あさって11日(火)も続きそうです。


●すっきりしないが天気も、秋の気配


10日や11日に引き続き、12日(水)以降も、関東地方はぐずついた天気となりそうです。秋雨前線が関東付近を行ったり来たりするため、関東各地で雲が広がりやすく、雨の降る日があるでしょう。原因となる秋雨前線ですが、これは夏の空気と秋の空気のぶつかり合う境目です。関東地方にも少しずつですが、北から秋の空気が流れ込み、徐々に秋に近づいてきそうです。


●厳しい残暑は落ち着き、秋の気配も


この先は日差しが少なくなることや、北から冷たい空気が流れ込むため、厳しい暑さは収まりそうです。各地とも最高気温が30度に届かない日が多いでしょう。特に、あさって11日(火)は東京都心などでは、日中も25度を下回りそうです。平年よりも4度前後低い気温で、日中も比較的涼しく感じられそうです。また、最低気温は20度前後の日が多くなる見込みです。朝晩は肌寒くなる所もありますので、薄手の上着を一枚羽織るなど、服装にも気を配りましょう。


●低体温症に気を付けよう


暑さが徐々に収まり、運動会などスポーツが盛んになるシーズンですが、低体温症に注意が必要です。低体温症とは、身体の深部の体温が極端に下がり、身体機能に異常をきたす症状です。服や体が濡れるなどして、体温が異常に下がることで発生します。雨に打たれながらの運動などは、体温が奪われ、低体温症を発症するリスクが高くなるといえます。今週は関東南部でも朝晩は肌寒く感じられ、雨が降り日中も25度以下となる所があります。運動の際には、体調管理にお気を付け下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士