8月は、宮城県仙台市で観測史上1位という猛暑でスタートするなど、各地で暑さの記録を次々と更新している東北地方ですが、さらに熱く盛り上がっているのが東北の夏祭りです。豪華絢爛な「青森ねぶた祭り(青森県)」、光の稲穂が輝く「秋田竿燈まつり(秋田県)」、華やかな飾りの「仙台七夕まつり(宮城県)」と東北三大夏祭りをはじめ、多くのところで夏祭りが多数開催されます。東北はお祭り期間中、雨の予報も出ていますが、ずっと雨ということはありません。晴れ間もあって、さらに盛り上がりそうです。



●2日今夜の天気は?


岩手県の「盛岡さんさ祭り(岩手県)」は、先陣をきって1日に開幕し、2日今夜からは「青森ねぶた祭り」がいよいよ開幕します。東北地方は今夜も晴れそうですので、盛岡市、青森市ともに天気の崩れはないでしょう。お祭りの時間帯は、日が暮れても、盛岡市で25度前後、青森市で23度前後の予想です。人込みではさらに暑く感じられそうですので、うちわや扇子が活躍するでしょう。汗を拭くタオルも忘れずにお持ちください。


●北部では雷雨の可能性も


あす3日金曜日も東北地方は高気圧に覆われて、晴れてお祭り日和になるでしょう。にわか雨もなさそうです。多くのところで30度を超えるような暑さが続くでしょう。特に山形県や福島県では、35度前後の猛烈な暑さが続きそうです。熱中症対策を万全にしてお出かけ下さい。

4日土曜日は、前線の影響で北部から天気は下り坂で、青森県では雨が降りだしそうです。雨の範囲は南にも広がり、5日日曜日から6日月曜日にかけて、青森県秋田県岩手県を中心に雷雨の可能性があります。沿岸部では波も高まるでしょう。

7日火曜日から8日水曜日にかけては、晴れ間が戻ってきそうです。期間中は特に南部では35度近い厳しい暑さが続くでしょう。お祭りに参加される方も、観覧される方も、こまめに水分と塩分を補給したり、無理をせずに休憩をとりながら、熱中症にかからないようにして、お祭りを楽しんでください。

※いずれの夏祭りも、交通規制、アクセス、開催時間等の詳細を事前に公式HPでご確認のうえお出かけください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士