23日、気象庁は東日本と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報を発表しました。気温の高い状態は、今後さらに2週間程度は続く見込みです。引き続き熱中症には警戒をしてください。



●今後2週間程度は高温に注意


23日、気象庁は東日本と西日本の長期間の高温に関する全般気象情報を発表しました。東日本と西日本では、太平洋高気圧に覆われて7月9日頃から気温のかなり高い日が続き、記録的な高温となっています。7月中旬の平均気温は、関東甲信地方は平年差+4.1℃、東海地方は+3.6℃、近畿地方は+3.4℃、中国地方は+3.1℃と1961年の統計開始以来、7月中旬としては最も高く、記録的な高温となりました。きょう23日には、熊谷で最高気温41.1度と、国内の観測史上一位を更新するなど猛烈な暑さとなりました。気温の高い状態は、今後さらに2週間程度は続く見込みです。熱中症などの健康管理、農作物や家畜の管理などに十分注意してください。


●関東甲信には少雨に関する情報も


さらに気象庁は関東甲信地方に少雨に関する気象情報も発表しました。関東甲信地方では5月中旬からの降水量が平年より少ない所が多くなっています。少雨の状態は今後1週間程度は続く見込みです。農作物や水の管理などにも十分に注意してください。


情報提供元: tenki.jp日直予報士