総務省消防庁によりますと、先週1週間に熱中症で搬送された人は全国で約1万人に上りました。特に、広範囲で猛烈な暑さとなった7月14日と15日は1日で2000人を超えました。



●熱中症搬送者数 急増


総務省消防庁によりますと、7月9日から15日までの1週間に熱中症で病院に搬送された人は9956人(速報値)にのぼり、その前の週(7月2日〜8日)の3.7倍と急増しました。前の年の同じ時期と比べても1.3倍となっています。

特に、広い範囲で猛烈な暑さに見舞われた14日と15日は熱中症による搬送者数は一日で2000人を超えました。一日で2000人を超えるのは毎年あるわけではありません。


●まだまだ猛暑続く


この先も列島は太平洋高気圧に覆われて、猛烈な暑さが続くでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。のどの渇きを感じる前にこまめに水分をとりましょう。汗をたくさんかいたら、適度な塩分補給も大切です。屋外での活動は適切に休憩をとり無理のないようになさって下さい。高齢者や小さなお子さんは周りの方が気づかってあげて下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士