梅雨前線の活動が活発になっており、西日本では断続的に激しい雨が降っています。今日(6日)午後1時までの24時間雨量では高知県馬路村魚梁瀬(うまじむらやなせ)は663ミリと、平年の7月ひと月分以上の雨量がわずか1日で降りました。



●朝までは四国で猛烈な雨


梅雨前線の活動が活発になっています。西日本では発達した雨雲があちらこちらにかかり、断続的に激しい雨を降らせています。未明には高知県の馬路村魚梁瀬(うまじむらやなせ)で1時間に97ミリの猛烈な雨が降りました。同じく高知県の香美市土佐山田では朝の1時間に89ミリの雨が降り、7月の観測記録を更新しています。

今日(6日)午後1時までの24時間雨量では馬路村魚梁瀬で663ミリと、平年の7月ひと月分以上の雨量がわずか1日で降りました。香美市土佐山田では472.5ミリに達しており、1時間雨量だけでなく、24時間雨量でも7月の観測記録を更新しています。


●日中は九州北部で非常に激しい雨


今日(6日)午後2時現在の1時間雨量は九州を中心に多くなっています。佐賀県の佐賀市富士町は57ミリ。福岡県の添田町では52.5ミリの非常に激しい雨が降っています。


●土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒を


今後も西日本には発達した雨雲やカミナリ雲のかかりやすい状態が続き、雨の量が更に増えるでしょう。過去に経験のないような大雨となる恐れがあり、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要です。避難に関する情報を確認し、慎重な行動を心がけて下さい。


情報提供元: tenki.jp日直予報士