全国的に真夏並みの暑さが続く予想です。湿度も高めで、夜も気温が下がりにくい日が多いでしょう。冷房を適切に使用するなど、夜でも熱中症対策が必要です。



●あすの天気 蒸し暑さ続く 夜でも熱中症対策を


日本海にのびる前線は北海道付近まで北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で大気の状態が不安定でしょう。

北海道は雨が降りやすく、道南では雷が鳴り激しく降る所がありそうです。東北北部も日本海側を中心に雨が降るでしょう。南部は晴れ間が広がりますが、午後は急な雨や雷雨がありそうです。関東も晴れる時間が長いでしょう。午後は北部で雷が鳴り、雨が降る所がありそうです。北陸は雲が広がりやすく昼過ぎから雨や雷雨の所があるでしょう。東海や近畿も雲が多く所々で雨が降るでしょう。雷が鳴ることもありそうです。中国地方や九州北部では昼頃にかけて雷が鳴り、傘を差していても濡れてしまうくらいの雨が降る所があるでしょう。四国や九州南部も雨が降りやすく、雷を伴う所がありそうです。沖縄は晴れ間があり、強い日差しが照り付けるでしょう。

今夜(28日)も寝苦しい夜となる所がありそうです。あす(29日)朝の最低気温は全国的に真夏並みで、沖縄、九州、四国、近畿はで25度を下回らない所が多い予想です。北陸も所々で25度以上の予想です。冷房を適切に使うなど、夜でも熱中症にご注意下さい。最高気温も真夏並み所が多く、蒸し暑さが続くでしょう。関東や東北南部の内陸では35度以上となる所もある予想です。


●あさって以降の週間天気


30日(土)は日本海の前線はやや南下する見込みです。北海道から東北、近畿から九州、沖縄は曇りや雨でしょう。関東や東海は日本の東に中心をもつ高気圧に覆われて晴れ間が広がる見込みです。

1日(日)から2日(月)にかけて高気圧は西へと張り出してくるでしょう。東北南部から九州、沖縄にかけて広く晴れる見込みです。東北北部や北海道は気圧の谷の影響で雲が多く雨が降る所があるでしょう。

3日(火)以降、再び前線が日本海から北海道付近にのびる見込みです。北海道や東北は曇りや雨の天気が続くでしょう。高気圧の日本付近への張り出しは強く、関東から九州、沖縄は大体晴れの天気が続く見込みです。

この先も全国的に最低気温、最高気温ともに真夏並みで、蒸し暑い日が続く予想です。特に30日(土)と1日(日)は関東と東北で最高気温は35度以上の猛暑日となる所があり、北陸と近畿から九州、沖縄では最低気温が25度を下回らない所がある予想です。風通しをよくしたり、窓を閉める時は冷房を使用するなど、熱中症対策が必要です。


情報提供元: tenki.jp日直予報士