梅雨なのに少雨の沖縄 断水も

沖縄では5月8日頃に梅雨入りしたものの少雨が続いています。座間味村ではダムの貯水率が低下しており、昨日(6月4日)から夜間は断水となっています。

●梅雨なのに少雨

沖縄は5月8日ごろに梅雨入りしたものの、雨の少ない状態が続いています。那覇市の5月8日から昨日(6月4日)までの雨量は52.5ミリと平年のこの期間(5月8日〜6月4日)の雨量の2割ほどにとどまっています。6月に入り、1日にはザーザー降りとなったり、3日は本降りの雨となりましたが、まだ雨量の少ない状況が続いています。

●座間味村で断水も

那覇市の西に位置する座間味村では昨日(4日)から夜間制限給水が実施されています。座間味ダムやウタハ堰の貯水率が低下しており、夜9時から翌朝7時までの10時間は断水となっているとのことです。

座間味島にアメダスはありませんが、やや東に位置する渡嘉敷島でも5月8日から6月4日までの雨量は82.5ミリとこの期間の平年の3割ほどと少なくなっています。

沖縄では7日(木)頃まで晴れますが、8日(金)以降は雲に覆われ、9日(土)から10日(日)はまとまった雨となる可能性があります。ただ、すぐに少雨を解消できるほどではないとみられ、引き続き節水への心掛けが必要になりそうです。