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沖縄付近の対流活動は不活発で、沖縄は空梅雨傾向が続いています。一方で、インド洋西部では海面水温が高く、対流活動が活発になっています。アラビア半島にはサイクロンが上陸する予想となっています。
●梅雨入りした沖縄 雨少なく
沖縄は5月8日ごろに梅雨入りの発表がありましたが、雨の少ない状態が続いています。那覇市では5月に入ってから昨日(5月24日)までの降水量は33ミリと平年の5月ひと月の降水量の15%ほどと少なくなっています。沖縄県企業局のホームページによりますと、沖縄の11ダムの合計の貯水率は48.1%にとどまり、平年値の72.9%より24.8ポイント低くなっています。(5月25日午前0時時点の値)
この先、6月上旬にかけても空梅雨傾向が続く予想となっており、水の管理に注意が必要です。
●アラビア砂漠にサイクロン
一方でインド洋西部では海面水温が高く、対流活動が活発になっています。
英国気象局によりますと、先週末、サイクロン・サガーがソマリアに上陸し、大雨の被害をもたらしたばかりですが、今週末にはサイクロン・メクヌがオマーンとイエメンの国境付近のアラビア半島の中央部に上陸する予想で、大雨による被害が心配されています。この半島に強いサイクロンが上陸するのは比較的珍しいことです。