あす19日明け方にかけて、東北地方では大雨、暴風のおそれがあります。大雨は日本海側や北部を中心にあす19日明け方にかけて、また、北部では18日今夜まで暴風に警戒してください。気象情報や自治体からの情報はこまめに確認しましょう。大気の状態が不安定で、落雷、突風、ひょうなどにも注意が必要です。



●きょう18日 山形県、秋田県を中心に5月としては記録的な大雨


低気圧から延びる前線が東北地方に延びている影響で、きょう18日は山形県、秋田県を中心に5月としては記録的な大雨になっているところがあります。未明から明け方にかけて、山形県内の6地点で1時間降水量で5月観測史上最大となりました。置賜地方の小国では1時間に43mmの激しい雨を観測しました。18日明け方にかけての24時間雨量は、山形県内の3地点で100mmを超え、置賜地方の小国で167mm、高峰で101mmとなり5月の観測史上最大になる大雨になっています。また、秋田県内でも昼頃には8地点で1時間降水量で5月観測史上最大となりました。18日13時までの24時間雨量は、秋田県内の5地点で50mmを超え5月の観測史上最大になる大雨になっています。

あす明け方にかけて、引き続き大気の状態が不安定で、日本海側や北部を中心に大雨に警戒してください。落雷、突風、ひょうなどにも注意が必要です。また、湿った東よりの風が吹付けている影響で、太平洋側では北部を中心に雨量が多く、大雨になるおそれがあります。気象情報はこまめに確認し、自治体からの情報に気をつけましょう。


●あす19日土曜日 大雨 明け方にかけて警戒


前線上の低気圧が東北地方を通過する予想です。あす明け方にかけて断続的に雨が降り、北部や日本海側を中心に、さらに雨量が多くなるでしょう。河川の増水や低い土地の浸水、土砂災害のおそれがありますので、引き続き気象情報や自治体からの情報はこまめに確認するようにしてください。昼頃から太平洋側南部を中心に雨の止むところが多くなりそうです。ただ、雨の降り方が弱まっても安心は出来ません。増水した河川などには絶対に近づかないようにしてください。また、夜には、上空1500m付近に0℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込む予想です。標高の高い山や山岳道路は積雪になる可能性があります。通行予定のある方は、交通情報をご確認ください。


●あさって20日日曜日 天気回復


東北地方では、朝にかけて寒気の影響が残り、雲が広がるところが多いでしょう。ただ、次第に高気圧に覆われて広く晴れ、夜にかけても天気の崩れはないでしょう。日中の最高気温は平年並みのところが多く、お出かけ日和になりそうです。向こう一週間、晴れの天気は長くは続かず、貴重な日差しとなるでしょう。大きめのものや厚手のものの洗濯をするなど、日差しを有効に活用しましょう。


情報提供元: tenki.jp日直予報士