あす(28日)は低気圧が発達しながら対馬海峡付近を北東へ進み、典型的な春の嵐の気圧配置となります。あすの九州は午後になって南寄りの風が強くなり、雨の降り方が強まるでしょう。風で飛ばされやすいものはあす(28日)午前中までに片づけておきましょう。対馬海峡と九州西海上は暴風に警戒が必要です。


●あす(28日)は春の嵐


きょう(27日)の九州は穏やかに晴れて、日中は春の陽気となりましたが、あすは天気が一変するでしょう。

あすは東シナ海に発生する低気圧が発達しながら東北東へ進み、あす夜には対馬海峡付近へ達する見込みです。九州北部は2週間ほど前(2月14日)の春一番より強い南寄りの風が吹くでしょう。あすは急速に南寄りの風が強まり、海上は波が高くなるでしょう。特に対馬海峡と九州西海上は風が非常に強まり、シケとなる見込みです。船舶は暴風に警戒し、高波に注意をしてください。

あすの九州各地は昼過ぎには広い範囲で雨が降り始め、夕方から夜は雷を伴い激しい雨が降る所がある見込みです。あすは横殴りの雨で風も強まるため、小さなお子さんは雨傘よりもレインコートがよいでしょう。


●飛ばされやすいものは28日午前中までに


あす(28日)午後の九州は傘が差しにくいほどの強い風が吹くおそれがあります。飛ばされやすいものはあす(28日)午前中までに片づけておきましょう。庭やベランダなどに置いてある植木鉢や子供のおもちゃ、自転車、傘などがあれば、家の中に入れるか、飛ばされない場所へ移動するか固定しておいてください。物干し竿は地面の上に下ろしておくとよいでしょう。

情報提供元: tenki.jp日直予報士