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●台風の影響大
上の図は、きょう18日(水)午後3時50分発表の台風21号の5日進路予報です。23日(月)の予報円が、九州から関東にかかっています。台風21号は22日(日)から23日(月)頃にかけて九州から関東に接近する可能性が高く、いずれかの地方に上陸の恐れもでてきました。このあと台風は急速に発達し、あす19日(木)には非常に強い勢力となる見込みです。台風の進む速度が速まった場合には、勢力があまり衰えずに、日本へ近づくことも考えられ、週末以降は大荒れの天気となる所があるでしょう。
●台風の接近前から大雨注意
また、本州の南には前線が停滞するため、台風の接近前から大雨となる恐れもあります。21日(土)頃からは台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発化する見込みです。このため、台風から離れていても断続的に雨が降り、台風本体の発達した雨雲がかかる前に、すでに雨の量が多くなっている可能性があります。
●最新の台風情報の確認を
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。また、台風の中心は必ずしも予報円の中心を進むわけではありません。上図の最新の5日進路予報の場合、台風の中心が予報円の西よりのコースを通った場合は九州に接近・上陸する恐れがありますが、一方で、予報円の東よりのコースを通った場合は本州の南海上を進み、上陸することはありません。このように、台風の進路予報にはまだ幅がある状態です。台風が北上する速度によっては、本州へ近づくタイミングも変わってきます。このあとも最新の台風情報を確認してください。