きょう(16日)、鹿児島県奄美地方の十島村付近で、午後0時20分までの1時間に約120ミリの雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。


●鹿児島県十島村付近で記録的な大雨に


秋雨前線の影響で、奄美地方に活発な雨雲がかかっています。レーダーの解析で、午後0時20分までの1時間に十島村付近で約120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。

十島村では、10月14日にも50年に一度の記録的な大雨になっていて、発達した雨雲がここ数日断続的にかかり続けています。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に特に警戒が必要です。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。


●記録的短時間大雨情報とは


数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した時に、各地の気象台が発表します。(基準は地域ごとに異なります)その地域にとって「災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量」であることをお知らせするため発表するものです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士