三連休初日の明日は九州から関東まで雨。非常に激しく降る所も。日曜日から月曜日は、台風18号の接近で全国的に雨と風が強まる見込み。火曜日以降は広く晴天。


●あすの天気 台風接近前から大雨


秋雨前線が本州付近に停滞。台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。西日本から東日本で雨が強まり、大雨となる恐れがあります。24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、東海は300から400ミリ、九州、四国、近畿は200から300ミリ、関東甲信は100から200ミリです。

【各地の天気(西から)】

沖縄は雲の間からときおり日が差しますが、風が強く、波の高い状態が続く見込です。

九州は断続的に雨で、非常に激しく降る所があるでしょう。沿岸部では、午後は風も強まってきて、横殴りの雨になりそうです。

中国と四国、近畿、東海にかけても広く雨や雷雨。太平洋側を中心に激しく降る恐れがあります。

北陸と関東は昼前後から雨となり、次第に雨脚が強まりそうです。

東北の太平洋側も所々で雨でしょう。こちらは、雨の時間は短く、降り方も弱い見込みです。

東北の日本海側と北海道はおおむね晴れるでしょう。


●あさって以降の天気


あさって日曜日から月曜日は全国的に大荒れの天気となりそうです。台風18号が、日曜日の未明から明け方に九州にかなり接近して上陸する恐れがあり、その後、スピードを上げながら西日本から東日本を通過。月曜日には北日本へと進むでしょう。

大荒れとなる可能性の高い時間帯は…

九州:日曜日の午前中

中国と四国、近畿:日曜日の昼前後から夜遅く

東海と関東、北陸:日曜日の午後から月曜日の午前中

東北と北海道:月曜日の朝から日中いっぱい

となりそうです(台風の進路やスピードによって、前後することも)

各地、大雨や暴風に警戒が必要です。食品の買い出しや停電への備えなどは早めに済ませておきましょう。なお、九州から関東にかけては台風接近前から前線の雨雲がかかり続けるので、災害の危険性が高くなり、避難が必要になることも考えられます。いざという時に備え、避難所までの経路や、持ち出し品の確認をしておきましょう。

火曜日以降は、しばらく広い範囲で晴れる見込みです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士