秋田駒ケ岳で火山性地震が増加。気象庁は火山状況に関する情報を出して、注意を呼びかけています。


仙台管区気象台は、秋田駒ケ岳で本日(14日)火山性地震が増加していると発表しました。午前8時から正午までの4時間に129回の火山性地震を観測。震源は男女岳(おなめだけ)の北西約1キロ付近の深さ約1~2キロです。

14日午前8時から正午までの火山性地震の発生回数は以下の通りです。

(回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。)

14日 08時から09時 3回

09時から10時 42回

10時から11時 65回

11時から12時 19回

現在、火山性微動は観測されておらず、地殻変動にも変化が見られません。また、東北地方整備局が設置している監視カメラによる観測では、本日(14日)、女岳(めだけ)で10mの高さの噴気を観測していますが、これまでと比較して特段の変化はみられません。 気象庁では、明日(15日)火山機動観測班を現地に派遣し調査を行う予定です。地震活動が継続していますので、今後の火山活動の状況の変化にご注意ください。

(※秋田駒ケ岳は噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)

情報提供元: tenki.jp日直予報士