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●あす(16日)にかけて大気の状態不安定
九州北部は対馬海峡付近の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、大気の状態が非常に不安定になり、きょう(15日)未明に、レーダーの解析雨量やアメダスによる実況で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が観測されました。
きょう日中には、九州付近の雨雲は少なくなりましたが、それでも所々に雨雲が発生しており、一部にはやや発達した雨雲も見られる状況です。
九州はこれからあす(16日)にかけても湿った空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続くでしょう。局地的に雷を伴った強い雨が降るため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などにご注意ください。
●車の運転、注意!
お盆をふるさとや観光地で過ごした方のUターンが始まっており、車を運転される方もいらっしゃるでしょう。
九州はあす(16日)にかけて大気の状態が不安定で、発達した雨雲の下では急な強い雨が降る所がある見込みです。雨脚が強まると、ワイバーを速くしても前が見づらくなることもあります。路面がぬれたり、水たまりができるなどし、ブレーキが効きにくくなることも考えられます。特に山沿いや内陸を中心に雨雲が発生しやすいので、車を運転される方は雨の降り方に気をつけてください。
また、長時間、運転する場合はサービスエリアなど安全に止まれる場所で車を止め、休憩を取るようにしましょう。