九州から関東は梅雨入りから20日ほどたっていますが、太平洋側と日本海側で雨の量が大きく違っています。


九州から関東にかけては、梅雨入りからおよそ20日が経過しました。これまでの総雨量は太平洋側の沿岸部で平年並みになっていますが、そのほかは平年より少ない所が多く、特に山陰でかなり少なくなっています。

6月8日から27日の総雨量は、高知県室戸岬で281.0ミリ、和歌山県潮岬で342.5ミリと、平年比はともに約130%。太平洋側の海沿いでは平年よりやや多くなっています。先週記録的な大雨になった和歌山県古座川町西川では609.5ミリで平年比188%です。

一方、福岡市は108.5ミリで平年比59%、鳥取市は11.0ミリで平年比11%と、日本海側では雨のかなり少ない状態が続いています。

農作物や水の管理などに十分ご注意ください。

情報提供元: tenki.jp日直予報士