今日(21日)の北海道も夏の暑さが続き、午後3時までで最も気温が高くなったのは網走地方の津別と美幌でともに25.9℃と、4日連続で25℃以上の地点がありました。

5月に入ってから一気に暑くなった北海道ですが、5月の道内の夏日(最高気温25℃以上)はこれで9日目。5月としては過去最も早いペースで夏日の日数が増えてきています。


●3週間で9日は初めて


今日の北海道も、上空にはまだ暖かい空気が残っていたため、広く平年より気温が上がり、網走地方の津別や美幌で25.9℃など、夏日となった地点がありました。昨日(20日)と一昨日(19日)は30℃以上の真夏日の地点も出るなど厳しい暑さとなった北海道ですが、今日も6月下旬~7月下旬並みの所が多く、夏の暑さが続きました。

今年は4月に一度も道内で夏日を観測することがありませんでしたが、5月に入ってから気温が高く経過し、5月3日に初めて夏日(釧路市中徹別で28.4℃など)を観測して以降、今日で9日目の夏日となりました。

アメダス観測網が整備された1978年以降、北海道で5月に入ってから3週間で9日の夏日を観測したことは一度もなく、5月としては最も早いペースで夏日を観測しています。


●5月全体の記録は2016年の13日


5月末までの記録を含めると、5月の夏日が最も多かったのは昨年(2016年)で、合計13日夏日を観測しています。

今年は明日(22日)以降、一旦暑さがおさまりそうですが、週末には再び強い暖気が入り、夏の暑さが戻る見込みです。

そろそろ運動会シーズンを迎える北海道ですが、まだ体が暑さに慣れていない方も多いと思います。特に外で体を動かすときなどは体調管理に十分注意して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士