24日、札幌管区気象台は3月~5月の北海道の3ヶ月予報を発表しました。気温は平年並みか高く、降水量はほぼ平年並みの見込みです。気温は高めの日が多く、全般に季節の歩みは早まりそうですが、4月は足踏みをする時期もありそうです。


●春はぽかぽか?3月~5月の天気


3月

冬型の気圧配置の強さは、ほぼ平年と同様の見込みです。太平洋側とオホーツク海側は平年通りに晴れる日が多く、日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日があるでしょう。札幌では冬場は雪が降るのが当たり前ですが、平年では3月になると雪や雨が降る日よりも晴れる日の方が多くなってきます。気温は平年並みか高く、雪解けも進みそうです。

4月

高気圧と低気圧が交互に通る見込みです。各地とも数日の周期で天気が変わり、太平洋側では平年と同様に晴れる日が多い見込みです。時折寒気が入り、季節が足踏みすることもありそうですが、季節は行きつ戻りつしながら本格的な春を迎えそうです。

5月

高気圧と低気圧が交互に通る見込みです。平年と同様に数日の周期で晴れたり、雨が降ったりするでしょう。気温は平年並みか高い見込みです。日本気象協会で発表した第1回桜の開花予想では、桜の咲く時期は平年並み。函館は5月1日頃、札幌は5月4日頃、室蘭は5月7日頃の予想です。次回3月1日に、第2回桜の開花予想が発表されます。お楽しみに。


●夏は暑くなるかも!


24日、札幌管区気象台は6月~8月の夏の天候の見通しも発表しました。気温は高く、平年よりも暑い日が多くなりそうです。降水量はほぼ平年並みですが、南から暖かい空気に覆われやすいので、午後のにわか雨や局地的な大雨などの恐れもあります。今のところ冷夏の予想ではないということで、夏らしい暑さの中での行楽が期待できそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士