今日(20日)、東海地方や近畿地方に春一番をもたらした低気圧は、発達しながらあす朝にかけて北海道付近を通過します。この影響で、道内ではこれから風が強まってこんやは太平洋側の一部で猛ふぶきとなる恐れがあります。


●日高東部はこんやは猛ふぶきに!


浦河町や様似町、えりも町には暴風雪警報が発表されています。深夜12時にかけて予想される最大瞬間風速は35メートルと、大人でも何かにつかまっていないと立っていられないような非常に強い風が吹きます。雪を伴うため、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。

辺りはすでに暗くなっているうえに、ふぶきで見通しが非常に悪くなるため、不要不急の外出は避けて下さい。やむを得ず外出する際は無理は禁物で、運転をする場合は、万が一に備えて車の中に防寒着やスコップが積んであることを確認してから走り出すようにして下さい。また、危険を感じたら、コンビニエンスストアなどの安全な場所に車をとめ、天候が回復するのを待つようにしましょう。


●こんや~あす明け方までに降る雪の量は?


これからの雪の中心は太平洋側となりそうです。あす明け方までの12時間に降る雪の量は広く10センチ前後で、日高東部では多い所20センチ~30センチの見込みです。

水分を含んだ湿った雪が降りますので、雪かきは重たくて大変となってしまいそうです。あすの朝の通勤通学は、時間にゆとりを持った方が良さそうです。

情報提供元: tenki.jp日直予報士