18日(土)は、全国的に17日(金)より気温が急降下し、10度以上低くなる所も。冬の寒さが戻るでしょう。北日本では、19日(日)にかけて冬の嵐となりそうです。


●春の暖かさから一転、冬の寒さへ


17日(金)は、北陸地方、関東地方、四国地方、九州南部・奄美地方で春一番の発表があり、各地で春の嵐となりました。南寄りの風によって気温もグンと上がり、4月並みの暖かさの所も多くなりました。ただ、18日(土)は一転、全国的に冬の寒さが戻り、北日本では冬の嵐となりそうです。

18日(土)は、オホーツク海付近で低気圧が発達し、日本付近は西高東低の冬型の気圧配置になる予想です。17日(金)に日本付近を覆っていた暖かい空気はあっという間に日本の東へ去ってしまい、18日(土)には、冷たい空気が北風に乗って関東から九州付近まで南下します。

気温は全国的に17(金)より大幅に低くなり、最高気温は<※()内は前日差>

札幌は氷点下4度(-12度)、仙台5度(-12度)、東京10度(-11度)、福岡11度(-9度)の予想です。たった一日の間に10度以上気温が低くなる所もある見込みです。また、北寄りの風がやや強く吹くため体感温度はさらに低く、よりいっそう体にこたえる寒さになりそうです。体調を崩さないようお気をつけ下さい。


●18日(土)北日本は冬の嵐 太平洋側も一部でにわか雪・雨?


17日(金)は気温が高く、広く雨となりましたが、18日(土)にかけて雪を降らせる冷たい空気が関東から九州北部付近までグッと南下するため、降るものは雪の所が多いでしょう。北陸から北の日本海側は断続的に雪が降り、風も強く、吹雪く所もありそうです。車の運転の際、見通しが悪くなったり、横風でハンドルを取られるおそれがありますので、十分にご注意下さい。近畿北部や山陰も、雨や雪の所があるでしょう。強い寒気の影響で、雪雲が発達し、局地的に雪の強まる所もありそうです。また、近畿南部や関東南部の沿岸部でも、夜はにわか雨やにわか雪の可能性があります。


●19日(日)も寒さ続く 北は引き続き冬の嵐


19日(日)にかけて、北日本を中心に冬型の気圧配置が続く見込みです。冷たい空気は日本付近に居座ったままで、18日(土)に続き冬の寒さの所が多いでしょう。北陸から北の日本海側では19日(日)の日中くらいまで雪が降ったり止んだりで、特に北海道や東北は風も強く、引き続き冬の嵐となりそうです。

この土日のお出かけは、寒さ対策をして楽しんで下さい。また、車で雪道を走る時には、冬タイヤやタイヤチェーンなど冬装備を万全にしてお出かけ下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士