関東地方は14日、日中に雲が広がりやすく、気温の上がり方が鈍くなります。最高気温は10度に届かない所が多く、寒さが戻るでしょう。午後は、にわか雪やにわか雨の所もありそうです。


●14日は軒並み10度未満に


13日(月)の関東地方は日差しに恵まれ、最高気温は平年並みかやや高くなりました。都心は11度8分と平年並み、横浜は12度と3月上旬並みに。日陰はまだ空気の冷たさが残っていたものの、力強さを増してきた日差しが暖かく感じられました。

14日(火)は上空に寒気を伴った気圧の谷が通過します。このため関東地方は日中に雲が広がりやすくなるでしょう。日差しが少なく、気温の上がり方は鈍くなります。最高気温は、13日より3度くらい低く、都心と横浜は9度の予想です。そのほか10度に届かない所が多いでしょう。日中のお出かけも手袋やマフラーが欲しくなりそうです。


●一部に雪雲や雨雲


午後は、風がぶつかりやすい神奈川県西部を中心に、東京都、埼玉県などで雪雲や雨雲のかかる所があるでしょう。上の分布で雪予想になっていない所も、昼頃から夕方にかけては、にわか雪やにわか雨の可能性があります。朝、お出かけ前に晴れていても、洗濯物は念のため室内に干しておくと安心です。今のところ雪や雨の降る時間は短く、降る量は少ないとみています。平野部では雪になってもチラつくくらい、芝生や畑がうっすら白くなる所がある程度でしょう。ただ、雪雲が同じ場所に長くかかり続けた場合には、箱根など山間部で路面に積もることも考えられます。最新の気象情報を確認してください。

なお、気圧の谷の通過後の夜は北風が強まるでしょう。バレンタインデーのデートなど、お出かけの際は寒さ対策をしっかりなさってくださいね。

情報提供元: tenki.jp日直予報士