10日(金)は近畿北部から山陰を中心に雪の降り方が強まっています。兵庫県兎和野高原では、正午までの12時間で50センチ以上積雪が増え、正午の積雪は146センチに達しました。雪雲は太平洋側や九州にも流れ込み、宮崎では初雪を観測しました。


10日(金)は近畿北部から山陰を中心に雪の降り方が強まっています。兵庫県兎和野高原では、正午までの12時間で53センチ積雪が増え、正午の積雪は146センチに達しました。また、広島県庄原市の高野では、半日で43センチ積雪が増え、正午の積雪は120センチに、鳥取県の大山でも午前中だけで28センチの雪が積もり、正午の積雪は177センチになりました。

また山沿いだけでなく、平地でも積雪となっている所があります。鳥取では午前5時に1センチだった積雪が、正午には23センチまで増えました。また、島根県松江市では午前3時までは0センチでしたが、午前7時には8センチに達しました。一方、九州や太平洋側にも雪雲が所々流れ込んでいます。宮崎地方気象台では初雪を観測しました。これは、平年より20日遅く、昨年より23日遅い観測です。また、佐賀と長崎で、午前9時に1センチの積雪を観測するなど、九州の平地でも所々で雪が積もっています。

正午現在、滋賀県、京都府、兵庫県、岡山県、鳥取県、島根県、広島県には大雪警報が発表されています。山陰を中心に記録的な大雪となる恐れがあり、引き続き大雪に警戒して下さい。

情報提供元: tenki.jp日直予報士