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●冬の嵐 東と西にも
ここ数日、北海道から東北、北陸で冬の嵐となっています。山沿いは大雪で、青森県八甲田山系の酸ケ湯や山形県大蔵村の肘折の積雪は2メートルを超えています。また、沿岸部を中心に吹雪になるなど、寒波の影響を大きく受けています。この土日は、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、今季最強寒波が南下。関東から九州も嵐となりそうです。日本海側は、北海道から北陸の山沿いですでに大雪となっていますが、更に積雪が増えるでしょう。これまで雪が少なかった近畿北部から山陰の山でも雪の量が多くなりそうです。また、平地でも大雪になる恐れがあります。日本海側の中でも、特に雪の量が多くなりそうなのが北陸地方です。富山市や金沢市、福井市は13日午後2時の積雪が、いずれも0センチとなっていますが、この土日で一気に積雪量が増える可能性があります。全国的に季節風が強く、猛吹雪になる所もあるでしょう。関東から九州にかけて、東日本や西日本の太平洋側でも、その強い風に伴って、所々に雪雲が流れ込みそうです。冬型の気圧配置が強く、上空の寒気が強い時は、例えば若狭湾からの季節風が吹き抜ける、名古屋の市街地でも大雪になることがあります。東海道新幹線など交通機関に影響がでてしまうくらいです。大阪や広島などでも雪の降る時間があるでしょう。
●寒くてたまらない
北海道や東北、北陸はすでに厳しい寒さですが、今季最強寒波で関東から九州でも震えが止まらないくらいです。土日の最高気温は5度前後。東京は6度で、日差しがあっても極寒です。風も強めですので、服装は自分が持っている一番暖かい物を選ぶとよいでしょう。名古屋は5度で、雪が降る時間は、もちろんそれ以下。風がビュービュー吹いて、体感温度は氷点下でしょう。大阪も5度から6度です。昼間の気温でも、まるで冷蔵庫の中にいるかのようです。朝も冷え込みは厳しく、特に日曜日は予想最低気温が、東京と名古屋で氷点下2度、大阪で氷点下1度と、いずれも今シーズン初めての冬日となりそうです(全国の90%以上の地点で冬日になる予想)。普段は比較的気温が高めの高知や鹿児島でも0度から1度と、この冬一番の寒さでしょう。体の芯から冷えてしましそうです。土日は大学入試センター試験が行われます。試験会場へ向かう時は、マフラーや手袋、カイロなど防寒アイテムを使って、とっても冷たい空気が肌に直接触れないよう、心掛けてください。