【ソフトバンク】福山コーディネーター「育成の最適解を」24年間のスカウト経験生かし指導者に
ソフトバンクが8日、来季へ向け新体制でスタートした。小久保裕紀監督(55)をトップに、現段階でのコーチングスタッフを発表した。現役引退後、24年間スカウトとしてチームを支えてきた福山龍太郎編成育成本部長兼アマスカウトチーフ(50)がコーディネーターの投手統括に配置転換された。初めての指導者となるが、スカウトでの豊富な経験を生かし、巨大戦力を効率よく育成し、来季の4年連続リーグ優勝、3年連続日本一はもちろん、常勝を続けるために尽力する。
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新生・小久保ホークスの肝、福山コーディネーターはこれまで同様のネクタイ姿で、タマホームスタジアム筑後に表れた。大越基3軍監督やコーチ、スタッフの話を聞きながら、若手の練習を見守った。
「入団発表まではスカウトと兼務です。ユニホームは来春キャンプだと思います」と、今年のドラフトで獲得した選手の入団発表までは、二足のわらじを履く。「新入団の選手のファーストコンタクトで、どういう方向性に持っていこうかというのを、みなさんにフィードバックします」と、これまで調査してきた情報を生かしながら、コーディネーターとしてどう育てていくかの道筋を立てる。
投手統括のコーディネーターとして、巨大戦力の投手たちの力を引き出す。現在は業務内容を協議中の倉野信次投手チーフコーチや1~3軍のコーチ、ファームコーチ、2人と投手担当のコーディネーターと「知見を集めて、育成の最適解を結集する。みなさんの力を借りながらやっていく」と、まとめ役となる。
アマスカウトチーフとしてドラフトで入ってきた支配下、育成全選手を入団前の状況から知り尽くす。アマ球界、メジャーの下部組織、中南米などの育成方法の知識もチームで誰よりもくわしいといっても過言ではない。
50歳で初めての指導者となる。「(言われた時は)荷が重すぎるんですけど…」と不安や迷いがあったが、「もう1回、好きな野球を腹いっぱいできる環境で、若い子たちと次世代へ」と、24年間の知識と経験を、現場や次世代へ伝えていく。【石橋隆雄】