静岡裾野、沼津が16強止まり 全国切符は2月に持ち越し 中学硬式野球
<2026ミズノ旗杯リトルシニア関東連盟秋季大会:静岡裾野2-9世田谷西TC、沼津0ー6 世田谷西>◇1日◇愛鷹球場◇3回戦
中学硬式野球の静岡裾野シニアと沼津シニアが準々決勝進出を逃した。8強以上に来年3月の全国選抜野球大会(大阪)への出場権が与えられたが、目前で敗れた。関東連盟の出場枠は残り13チームで、有力候補として同2月の常務理事会を待つことになった。
◇ ◇ ◇
静岡裾野は1点リードの7回表に8点を奪われて、世田谷西TCに2-9で敗れた。6回途中から登板した投手が、7回の先頭打者への死球で動揺。投球が真ん中に集まったところを連打された。最速136キロを誇る相手投手から、機動力を絡めて先手を奪っただけに、悔しい負けだった。一方で収穫もあった。新チームから投手を始め、公式戦初先発の田中魁(2年)が6回途中まで1失点。柔らかい腕の振りで、数種類の変化球を制球良く投げ分ける、器用な一面を見せた。今後の課題について佐藤裕徳監督は「強い相手にも負けない精神力を鍛えて、全国大会に選抜されればリベンジしたいです」と話した。
○…沼津は大会4連覇を狙う世田谷西に0-6で敗れた。打線は狙い球を絞り、好機を作ったが、バント失敗など走者を進めきれなかった。上位から下位まですきのない打線を相手に、3回まで6失点。そんな中で、3番手で登板した鈴木虎太郎(2年)の変化球が制球良く決まり、終盤は失点を許さなかった。敗れたものの、南関東支部大会で3位は過去最高、強豪セタニシとの対戦も見せ場は作った。原久仁彦監督は「自チームの現在地や課題が明確になった。勝ち進まなければ身に付かない自信や『簡単には負けない』という意識が生まれたことで、劣勢でも落ち着いてプレーできるようになると思います。歴代最高成績を残し、その景色を見たことを経験値とし、更なる高みを目指したい」と力強かった。