【写真】静岡学園対磐田東 後半、こぼれ球を押し込む静岡学園・沢井(撮影・前田和哉)

全国高校サッカー静岡県大会◇10月31日◇準々決勝◇IAIスタジアム日本平ほか

4強が出そろった。高校総体に続き、夏冬全国2冠を狙う静岡学園は磐田東に3-0で快勝。2トップの一角で先発したFW沢井翼(そら、3年)が全得点に絡む活躍を見せた。藤枝東は1-0で清水東を振り切った。前回王者の浜松開誠館、東海大静岡翔洋も駒を進めた準決勝は、7日にエコパスタジアムで行われる。

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静岡学園の沢井が畳みかけた。1-0の後半12分、FW坂本健悟(3年)のシュートのこぼれ球を左足で押し込んだ。「こぼれ球は常に意識している。練習でやってきたことが出せた」。成果を実感する一撃で勢いに乗ると、同15分だった。今度は右クロスを受け、胸トラップからの右足ボレーでダメ押し点を沈めた。

前半6分には、正確な右クロスで坂本の先制点もお膳立てした沢井。2戦連発を含む2得点1アシストを記録し、立役者となった。「絶対に点を取ると試合に入った。全得点に絡んでチームの勝利に貢献できて良かった」とうなずいた。

“ライバル”の存在が刺激になっている。2トップを組む坂本が、今夏の全国総体で得点王(5得点)に輝いた。2点にとどまった沢井は「悔しかった。選手権は自分が得点王を取りたい」と燃える。この日、ハーフタイムには川口修監督(53)からも「健悟が(先制点を)取って、次はお前だぞ」と尻をたたかれ、結果で応えた。

準決勝は、昨年の王者・浜松開誠館が相手になる。沢井は「修さんにも、FWが点を取るチームは強いと言われている。そこに対して、自分も坂本も貪欲(どんよく)にやっている。次も取りたい」と言った。坂本もこれで2戦連発と好調を維持。全国2冠へと進む「シズガク」の最前線に、頼もしい2人の点取り屋がいる。【前田和哉】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【高校サッカー】静岡学園・沢井翼、全得点に絡む活躍 “ライバル”の存在が刺激に 」