【阪神】サバイバルの秋スタート!藤川監督「見極め」来春キャンプは就任後初の1、2軍区別化
サバイバルや! 阪神は10月31日、秋季キャンプに向けて空路高知入りした。藤川球児監督(46)は来季に向けての戦力見極めを明言。来春キャンプでは就任後初めて「1、2軍」の呼称を使ってふるいにかける。リーグ3連覇に向けての新たなチーム作りが本格的にスタート。実戦のない3週間で若虎が鍛錬を積む。
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藤川監督は「見極めにはなります」とサバイバルのゴングを鳴らした。11月1日から18日まで約3週間の高知・安芸秋季キャンプ。大阪伊丹空港で球団スーツに身を包み、指揮官も引き締まった表情だった。「練習に取り組む姿勢。そういうものが、春のキャンプで1軍からスタートできるかどうかという見極め。各担当のコーチたちが見ていると思いますから。その辺り頑張ってもらえたら」。新首脳陣と若虎を引き連れ、航空機に搭乗した。
藤川監督は就任以来の25、26年の春季キャンプで1、2軍呼びを撤廃。「宜野座組」「具志川組」に呼称を変え、入れ替えを多用するなど幅広くナインに経験を積ませた。3年目を迎える27年は「似たようなキャリアの選手が増えてきましたから。これはいいこと。そこがふるいにかかってくる」と話し「基本的にはそうなると思います」と1、2軍呼びを就任後初めて使う。そのメンバー選考において重要になるのが、今回の秋季キャンプというわけだ。
質ではない、量を精査する。「惰性の力で集中力をどれだけ保てるか。惰性の力で体が動いてくるかというのは、この秋でしか出来ませんから」。肝心なのは「諦めない姿」「最後まで走りきる」「最後までボールを追う」。浮き沈みがない、野球に没頭できる若虎を見極めていく。
紅白戦も対外試合もない練習漬けの3週間。リーグ3連覇への準備が本格的に始まる。【只松憲】
◆藤川阪神の秋季キャンプ 就任直後の24年は紅白戦を3度実施。佐藤輝明、中野拓夢ら主力も参加するなかで豊田寛が8打数5安打、打率6割2分5厘でMVP獲得。25年は春野キャンプをスタートさせた中日と練習試合を行った。2試合連続完封負けを喫し、MVPについて藤川監督は「いないでしょ。ハハハ」と若虎へ強烈なゲキを飛ばした。